目隠しで決めたよな〜

エステもできる西宮の美容院hair&bodysalon nakiriオーナーの名切秀文です。

 

今日は色んな方のブログを見てて、ワインディングする事が減ったよね〜や、時間意識で営業時間を短くしても生産性を上げるという話などを見てて、僕が昔、アシスタントの時にどんな教育を受けて、どんな思いで仕事してたのか思い返して感傷に浸ってました笑

 

そもそも、僕が美容師になった理由…

 

これを聞いたら「お前、美容師舐めてんの？」っていう話になりかねないので、あくまでもその時の僕はそうだっただけで、今は違うという事を心に留めておきながら読んでいただけると幸いです。

 

高校生の時です。

 

こんな時から将来これになりたい！っとかしっかりと将来の夢を見据えて行動している人が凄い！と思っていました。

 

僕には夢がなく、何して生きていくんやろな〜？今が楽しければ何でもいいやーなんて事を考えながら、自由奔放に生きてました。本当にやりたい事が無かったんです。

 

そんな高校3年生の夏…。

 

進路指導の先生から「お前の頭じゃ大学は無理やから就職先を早く決めんか‼︎」

 

と、言われました。でも、僕にはやりたい事がない…。

 

そこで僕のチャランポランな性格が際立ちます！

 

求人票を見るのもめんどくさかったので、タオルで目隠しして、何冊もファイリングされてる求人票の中から一冊を取り、ペラペラーっとめくって、止まったところでそのまま、先生に渡しました。

 

先生が「お前、ほんまにこれでええんか？」

と、聞いてきました！

 

僕は、「何の仕事か知らんけどそれでええ！」

と、言いました。

 

その就職先が全職場で、美容師でした。

 

世の中の美容師から怒られそうですが、事実です。

 

これが僕の美容師になった理由。

 

ふざけてますよね。

 

確かにふざけてると思います。

 

僕の性格なのか、特に好きでもない美容師になり、言われるがまま、レッスンをさせられ、でも嫌だからちゃっちゃっと練習は済ませて毎日遊びに行ってました。

 

でも、凄く負けず嫌いです。

遊びには行きたいけど、同期の奴らには負けたくない。

僕の同期は当時、45人の新人が入社したのですが、それだけ遊び惚けても、スタイリストになったのは一番です。

僕の人生で自慢できるのはそこぐらいですね！2年でデビューしました。

 

デビューしてからは、今度は生意気にも先輩に負けたくないから、指名数、売上を伸ばす事に必死になりました。

 

有難い事にデビューしてから、2年ぐらいでその負けず嫌いな性格のお陰だと思うのですが、数字をそこそこ出せてたので、店長という役職を貰えました。

 

そっからです！好きでもない美容師になって、負けたくない一心で店長になって、今まで負けたくないだけのレッスンしかしてこなかった人間の末路です…。

 

かなり頭を打ちました。うまく行かなすぎて、泣いた日もありました。

 

そんなこんなで今の僕がいます。

 

そんな事を思い出しながら、昔とはだいぶ美容師という職業も変わったよなーと思いながら色んな人のブログを読んでました。

 

頭を柔軟にしていかないと、それでいて自分の芯をしっかり持って、いつも助けてくれる家族とスタッフとお客様と友達に感謝の気持ちを持って行かないと置いて行かれるな〜という危機感を感じました。

 

目隠しして、人からの指示を待ってるようではいけません！

 

ちょっとずつ、動きましょうかね〜‼︎

 

書いてて、何が言いたいのかわからなくなりましたが、とりあえず目隠しして決めた職でも誇りを持ってやってますという事です。

 

今年も美容師として、経営者として、ステップアップ出来るように色々と動きますよ〜^_^